Labyrinthos

2012年全日本吹奏楽コンクール課題曲5「香り立つ刹那」コントラバスのハーモニックスについて

バンドジャーナル誌6月号「課題曲パート別演奏のポイント」の中で、ハーモニックスは3ヶ所すべて実音で記譜されている意味の文章を書きましたが、これについては私の誤解がありました。作曲者の長生淳さんに確認しましたところ、注記されていない2ヶ所は実音指定ではありません

今回は私の確認不足から、皆さんに正しい情報をお伝えできませんでした。申し訳ありません。お詫びして訂正いたします。

また、長生淳さんからも「紛らわしい譜面でご迷惑をおかけしましたこと、大変申し訳なく思っております」と、丁寧なコメントをいただきました。



3ヶ所あるハーモニックス音について、正しくは以下のとおりです。

・3小節は作曲者が注記されているように、実音で。
  →E線第1ポジションの4の指の場所(E線の5分割)。

・95小節と96小節は、通常コントラバスで演奏する音域(実音ではなくそれより1オクターヴ下)。

 95小節→A線第3ポジションの4の指の場所(A線の長さの3分割)。
     もしくはE線第3ポジションの1の指の場所(E線の長さの4分割)。
 96小節→E線開放弦の1オクターヴ上の場所(E線の長さのちょうど真ん中の場所)。


※バンドジャーナル誌では9月10日発売の10月号で訂正記事を掲載される、とのことです。

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なにわ2011、CDのこと

やはり、これもお伝えしなければ。

【5/31発売予定】【CD】なにわ《オーケストラル》ウィンズ2011 (初回限定盤 課題曲特典DISC付き)

初回限定盤のみ2011年度 吹奏楽コンクール課題曲入りCD付き!!


こちらで予約できるようです。

ボーナスCDには、課題曲だけではなく……

あとは秘密。

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なにわ2011、弾いてきた

楽しく・濃く、終了しました。なにわ《オーケストラル》ウィンズ2011。

IMG_0411.JPG
大阪のGP ↑
(クリックして下さい。別ウィンドウで拡大します。)
東京のGP ↓
IMG_0416.JPG

5月5日の大阪公演は、発売15分で完売だったので、当日券を求めてお昼くらいから並んで下さった方もいらしたとか。7日の東京公演もほぼ同様に、メデタク両日ともいっぱいのお客様に来ていただきました。

なんといっても大震災の直後、いろいろな面で印象に残る演奏会でした。お客様に義援金をお願いするために、メンバー持ち寄りのバザーを行いました。

NOW2011にご来場の皆様へ

義援金バザールへのご協力、ありがとうございました。
おかげ様で、503,577円(大阪)+627,239円(東京)の義援金をお預かりいたしました。
(now公式サイトより)



プログラムの最初に、大震災で被災された方々にささげる「陽はまた昇る」(スパーク)を演奏したのですが、いきなりこれにグッときてしまった。無理のないシンプルな和声進行、広いダイナミックレンジによる奥行きの深さ、初めて聴くひとにもどこか懐かしい気がするようなメロディー。この曲のリハーサルのときに、「ゼクエンツ」そのものが、「転じながらも行き先が定められている」という意味で、「人間の思いを超えた、大きな意志のようなもの」や「季節が移ったり時間が経ったりするにつれて変わっていくいろいろなものごと」になぞらえられるかもしれないな…などと考えていて、すでに「いっぱい」になってしまっていたのですが、本番はいっそう。 演奏者の気持ちが集まったのでしょう(後日加瀬さんに言われて改めて気づいた)。

プログラムが進むごとに、それぞれの曲に現れるいろいろな楽器のソロの美しさや、集中力の高いハーモニーなどは例年通り。楽しませていただきました。

「マスク」のシリアスさや「アルヴァマー」の親しみやすさ、課題曲への真剣なアプローチ、加えて最後に登場した「タツヤ・デラックス」さんも含めて(!)、非常にヴァラエティに富んだ3時間半(!!)でした。

アンコールにキャンディーズ・メドレーが加わることが決まったのは、私がお願いする前だったのか後だったのか?…という疑問を、ボスと野田さんに尋ねるのを忘れたのが心残り(笑)。

また来年も、是非!

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なにわ2011

now2011

今年も弾きます。
なにわ<<オーケストラル>>ウィンズ

今日現在の情報によると…
■5月5日(木・祝) 4:00
 大阪 ザ・シンフォニーホール

大阪公演:前売りチケットは完売いたしました。
ありがとうございました。
大阪公演の当日券は、キャンセルチケットが出た場合のみ、販売する予定です。
当日券状況:大阪公演分
    4/26現在 11枚
大阪公演の当日券販売は、15:30よりホール正面窓口にて。当日券の販売枚数等、最新情報は随時こちらに掲載いたします。


■5月7日(土) 5:00
 東京 錦糸町 すみだトリフォニーホール

東京公演:チケット絶賛発売中!
ローソンチケット(Lコード 36786)http://l-tike.com/
0570-084-003 / 0570-000-407(オペレーター対応)
トリフォニーホールチケットセンター 03-5608-1212

だそうです。
是非お越しください。楽しいこと請け合い。
#2011now

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なにわ2010

昨日、「なにわ《オーケストラル》ウィンズ2010」のCDが届いた。発売に少し先がけて、皆さんスビバセンと早速聴いてみた。

まわりのメンツの良さ・楽しさはきっちり例年通り、いやむしろ、アンサンブルの精度やアイディアの洗練度は増してきているような印象。本番から時間が経って客観的に通して聴くと、課題曲も含めて、良い曲も●◆@*な曲もwそれぞれの魅力を音にするために(よく、譜面を「起こす」とか言いますな)ボスを中心にバンドのあちこちからアイディアがポンポン飛ぶ、あのリハーサルを思い出して何となく嬉しい。

今年もほとんどの曲が初物だった私、とくに印象に残ったいくつかの曲は…

「薔薇の謝肉祭(通称「バラ肉」w)」
 たくさんのメンバーが懐かしいと言っていた。イタリアのオペラの序曲のようなスタイル・雰囲気の曲、シンプルだけど、きっと中学生から大人まで演奏して楽しめるだろうな、と思いながら弾いた。出てくるメロディが「いかにも」的で楽しい。Cbの「なにわ的こだわり」としては、ボウイング(弓順)かな。「次のフレーズをダウンから始めるために前のフレーズの最後を細工して…」とか考えない、シンプルというか古風というか即物的というかw、そういう感じをねらって単純につけてみた。だからどうだ、とか言わないように。
曲開始後すぐに現れるクラリネットのパートソロの入り、N響の加藤さんの表情がとても印象的だった。

「翡翠(かわせみ)」
非常に美しい曲だと感じた。好印象の現代アメリカ音楽。響きの透明感が印象的な第1楽章と、リズミックなテーマの応酬から始まり、増し増していくサウンドの充実感と緊迫感の2楽章、曲の終わりのトランペット(バンダのお二人、大フィルの橋爪さんと広響の亀島さん、高いところまで階段での移動お疲れ様でした)とホルン(鳴る鳴る鳴る)の盛り上がり、ディスクを聴いて本番の鳥肌が帰ってきた。(私の文章より、東フィルの加瀬さんのブログを読んでいただいたほうがきっと伝わる。「かせっち」で検索!)

課題曲では、例年通り指揮者なしで演奏したVの「吹奏楽のためのスケルツォ第2番《夏》」のサックスをはじめとする木管の美しさと金管のセンス、そして極めつけは都響の安藤さんのドラムス・ソロ。「凄い」音ってのは決してうるさくない。顕示するのではなく音楽に貢献するセンス。勉強になることばかり。

今またCDを聴きながら書いているのだけれど、あれもこれも書きたい…と満ちてくる。また思い出して・思いついて・書きたくなって、書く可能性もあり(ロビーコンサートのこととか、「例の」アンコールのこととかw)。しかしいつものことながら可能性だけに終わる可能性もあり。


そして、改めて謝意を。丸谷先生はじめ淀工の先生方と生徒の皆さん、日野先生、演奏メンバーの中でスタッフも兼務されている方々、それから申し訳なくも私が気付いていない沢山の皆さん、今年も大変真剣に気持ちよく演奏することができました。本当にありがとうございます。

CDはこちらから。ボスのお話し動画も。

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