Labyrinthos

日演連推薦/新人演奏会

20110323
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昨日の演奏会、若いソリストの皆さんの熱演、集中力。 関心も得心もしました。

昨今、若い方達の中に、いわゆる「ステレオタイプ」の演奏をされる方が少なくなってきたような気もして、嬉しく興味深く思っています。

お疲れ様でした!

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次点とはいえ

会社のびわ湖定期演奏会#1が終わった。

あ、言い忘れましたが、随分前のことです。
ゆえあってタイムラグ。お許し下さい。

当日帰りにtweet、とかも考えたのだけれど、とてもそれだけでは気持ちの収まりがつかないので、やはりここにも。

沼尻竜典氏、本当にスゴイ。

「この曲は、何故美しくて、それを表出させるためには、こうあるべき」というようなことを、きっと作曲者の次に知っている人である。

そんな才能を目の当たりにして、強い強い衝撃を受けて帰ってきたのでした。

因みに、曲は大好きなブラームスの交響曲4番でした。

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上海のこと(本編)

前にも書きましたが、旅行記を細かく書くつもりはあまりないので、ご報告のみにて失礼致します。タイミングも逃したしね(汗)。

関空から飛びました。こんな飛行機でした。
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浦東空港から市内へは、団体だったのでバス。リニアモーターカー乗りたかったようなこわいような…。写真はバス車窓から見えたリニア線路。線路だけ。
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ホテルはこんなでした。実際に泊まった部屋は、この裏にある新館でした。なかなか綺麗だったよ。私は11階。客室は5階から24階くらいまであったようだ。
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着いた日の午後、さっそく近所のスーパーを偵察。この交差点を頑張って渡ったら着くのだ。
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定番の買い物。水とビール。「易初蓬花(Lotus)」というそのスーパー、ごく普通の食材として、豚のなんだかややこしい感じの骨付き肉とかいろいろとか、魚エビカニ貝その他いろいろとか、
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亀とか。
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豆とか。
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いろいろお菓子とか(笑)。

ホテルまでの道すがら、マッサージ店もいくつか(後日談:その中の何軒かは、例のいやあのその何というか、アナタが今想像したような店であったらしい。旅行者の人に聞きました。決してオケの仲間から聞いたわけではないからね)。
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よくみると、「マシサージ」?(笑)。

晩ご飯をいただくために、街中へも出掛けました。煙った夜景。まさに不夜城の街。
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↑こんな高いビル(「上海環球金融中心 wikipedia」とかで検索してみて下さい)の中にあるお店で、小龍包をいただきました。美味しかったよ。写真なし(笑)。

言わずと知れた、超ビッグトラフィックの街、上海。朝ホテルの窓から撮った写真。すでに煙っているような。
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お仕事は、「上海東方芸術中心(日本文字でごめん、化けるといけないから)」での演奏会でした。
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おみやげを買いに、ホテルから徒歩でかなり歩きまわりました。途中で見かけたクルマ屋さんの売り物。昔乗ってたのと似たような車種なので懐かしくて。「北斗星」っていうんだね鈴木さん。
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で、先ほどのロータスで買いました。特撮好きな下の子に、洒落で流行りもののメカロボ。「新変形金剛」っていうんだね。
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…と思ってよくよくみると「TRANSFORMABLE」。「BLE」って何だ?

それから、オランダ人作家の描く有名なウサギ「米菲」のグッズ。ここで間違えた。
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え、口あいてるよ!? まさか! これは「買い」だ!
…と喜んで購入。帰国後、カミさんによると、パチではなくホンモノにこういう絵があるような気が…とのこと。調べてみると、あるんですな。残念なことに(なんで残念やねん)。ただ、権利とか商標とかのことはよくわからない。だからここに載せていいのかも本当はよくわからない。まずそうだったらメールで教えて下さいね。当局に通報する前にお願いしますね。

さらに、小さい電気製品を買おうと思ったのですが、ロータス前の電気屋売店ではそれほど安くないので、ちょと足をのばしてさらに歩いて、ワンブロック先のでっかい店にとりあえず入ってみた。こういう大きな電気屋さんは、日本の大型量販店と同じく、所謂メーカー品しかなくて、安くないので、ぐるーっと見ただけで、各種言い寄ってくる店員さんたちを振り切って離脱。
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そこからグーっと歩いてずーっと行ったあたりに、小さなお店が連なっているところ発見。で、何かめぼしいものを…と探していたら、先ほどロータス前電気屋売店でも売ってた面白げなものを発見。その箱に曰く、
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「iPod」じゃなくて「iPoo」(笑)。中味はこんなの。
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「Mはハンバーガー屋とは関係なく、MP3のMだ」とか、そんなことを言う店主と筆談と身振りでやりとりして、随分お安く購入。恥ずかしいから値段は書かないけど、ロータス前電気屋売店では128元だった。それが、グーっとずーっと安くなりました(二つでそれ以下)。えっ?(笑)

ちゃんと動けばもうけもの、と子供らに与えて様子をみると、なんとキチンと使える様子。7ヶ国語対応とうたっていて、日本語フォントもちゃんと表示。もっとも「音楽モジュール」と言いたいところディスプレイの狭さゆえ「音楽モ」しか出ないとか(笑)、電話帳機能搭載らしいが、やはりディスプレイが狭くて、おそらくそれを見ながら電話のボタンを押すのは非常に難しいとか、そのあたりは許せ。そのかわりに、「LRCファイル」を用意すればちゃんと歌詞がスクロールする(らしい)とか、サンプルとして中国のうたが3曲入っているとか、スピーカー内蔵(「M」の字の足の間あたりに横スリットが見えるでしょ)であるとか、PCにUSBでつないでフォルダごと音楽モジュール(笑)を突っ込んだら、ちゃんと階層ごとに表示されたり…ね、なかなかちゃんとしてるでしょ(笑)。

予想していた、というか狙っていた、というか。
お土産の話が一番長くてスミマセン。

帰りの飛行機からは、美しい夕焼けが。これがおまけ中のおまけでした。
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暮れてくると、さらに綺麗に。
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ではまた!

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上海のこと(予告編)

いつまで上海におるねん?

と思われてもいかんので、次にいくために何か書きかけてみたのですが、どうも今日は無理みたい。

また明日。

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ジャンヌ・ダルク

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会社の特別演奏会、A.オネゲル作曲 劇的オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」が終わった。演奏会前に音源を2種類聴き仕事に臨んだこと(つまり、ひとつ聴いてからもう一種類聴きたいと思ったということ)は自分にとって非常に珍しいことだった。さらに興味を持って本を読んだ。時間が無かったので読み方が斜めだったのが今となっては残念ではあるけれど(楽譜の初見と同様に、最初に読む一回は一生に一度の一回だったのに)。

そのオネゲルの自著「わたしは作曲家である」の中で印象に残った箇所がある。自画像を描いてもらっているオネゲルに、デザンクロがピアノでメシアンの曲を弾いて聴かせている、というシーン。(いま手元に本が無いので細部はあやしいのだけれど)演奏者のルバートや揺らぎを含めたような、「全てを」書き表わしているような楽譜についてオネゲルが疑問視しているところで、非常にピンときてしまった。今回の指揮者沼尻竜典氏を思い出したから。決して脳内作為はなく。

音楽に関わる手段(私の場合はコントラバスなどの楽器)が洗練されればされるほど、その手段が何であれ、それらは次第に相対化され、その目的である音楽そのものが、いわば上澄みのようにその質と量を増してくる(はず…希望的には)。作曲家の場合の手段、つまり音楽作品自体にそのまま当てはめるのは無理というものだけれど、今回の「ジャンヌ」に関しては、頷けると感じていた。全く複雑ではない拍子(ほとんどの分母は4だった)で書かれており、その楽譜は非常に整理されたたたずまいを見せている。もちろん使われている和声やオーケストレーションはある程度複雑であり、再現には一定以上の理解と詰めた作業が必要ではあるが、例えばアーティキュレーションやスラー・装飾音符の扱いなどが書式的にもたいへんオーソドックスであることや加えて楽譜にあらわれるダイナミックスなどの不統一や省略なども古典やロマン派をほうふつとさせ、「演奏するためのガイドとしては有難いけれど何だかとっても支配的に感じる」「音符の数より注釈のほうが多いかもしれない」どこかの近代の曲とは全く違う、非常に好ましいものであった。

そんな曲を沼尻氏は、気をてらわない・自己やもちろん自我のためなどでないと直感的に周囲に感じさせる、つまり音楽に奉仕する棒で、あらゆる音符から音を「起こして」いった。もしかしたら作曲者と同じくらい…間違いなく作曲者の次に…「聞こえている」であろう彼の、演者・演奏者へのインフォメーションは、限られた時間の中で、彼の高い能力と集中力はもちろん、巨匠ぶらない・フレンドリーな・むしろ「愛らしい」とさえ言えるキャラクターから発せられるユーモアに満ちた・しかし的確な言葉やしぐさによって、極めて高い浸透圧で我々に伝わってくる。そして何よりも演奏しているときの彼から感じるのは、棒のテクニックなど仕事としての指揮者の存在ではなく、洗練されていればいるほどクローズアップされてくる例の「上澄み」…音楽そのものであって、そのことはオーケストラプレイヤーとして、自分も能動的に且つ高い彼のクウォリティに含まれて音楽へ直接奉仕できる極めて喜ばしい機会を与えられたことを意味する。

ある意味シンプルであって、大時代的ではない。必要以上に構えない、とらわれてはいけないもの(こと)にとらわれない。そして、良いセンスによって、普遍性を獲得していく。普遍へと近づく。

オネゲルがこの曲を書くに当たって苦吟したのかどうかは知らないが、題材として歴史的・宗教的そして人間のドラマを強く持った「ジャンヌ・ダルク」を得たときに、非人間的に巨大で難解な作品に書かなかったことと、それを読み解く力を持った指揮者のもとで演奏できたことに、感謝したい。

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