Labyrinthos

目と耳と

先日、会社の楽しい演奏会が。
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最大の収穫は、「指揮者無しで演奏するのは決して難儀では無い」のがハッキリわかったこと。
とても楽しかった。とても。

コントラバス弾きである私は普段から…

 ●大抵はオケの最後列にいて
 ●他の仲間よりも高い椅子に座って
 ◎弾かなければならない音の数は少ないし(笑)
 ◎必然的に楽譜から目が離れる時間が長くなって(笑)

…いつもみんなのことを見回しながら弾いているわけで、今回指揮者がいないので単純に周りを見る時間が増えただけで(聴くのは同じね)、何の違和感も感じずに、非常に面白く弾けたのでした。

音よりも速い「光」を使って(アイ・コンタクトという意味です)お互いに合わせることが非常に大切だ!…と、川崎洋介本人がいつもコンマスの席で我々に身体いっぱいで伝えてくれていたと思うのですが、先日の指揮者のいない演奏会ではそのリードが尚更豊かで、非常に心地よかったのでした。

勿論お互いの音に(光よりは遅いけど)反応して、弾くのですが。

少ない人数で室内楽を弾くときには当然そう弾いている(音と光で)のに、目の前で棒が動き始めると全く耳をふさいだように棒の上下にのみ注目してしまうのは、たいへん面白くないことだと思っています。

良い指揮者の棒にインスパイアされて、リハーサルでは聞いたこともないような音が本番で出ることも(ときには)ありますから、「指揮者が悪魔だ」などと言っているわけではないのですよ(笑)。良い指揮者の仕事についつい目を奪われることもあり、それは実に楽しいことでもあります。「いい棒だねー。ちょっと真似してみよ…(と周りに誰もいないのを確認してから手を動かしてみる)…ダメだ全然振れねえや!」そう思わせてくれる指揮者は(たくさんではないけれど)います(そうでない指揮者は…●◆%#@*!ピーピーガーガーしばらくお待ち下さいw)。

それから、「曲の規模」ということも、勿論大きな要素ですな。マーラーの8番を、とか、トゥランガリラ交響曲を、とか言われたら、(笑)でも(汗)でも(泣)でもなく、(怒)は必至。

ただ、指揮者無しで良い演奏をするためには、リハーサルやそれに至るまでを含めたコミュニケーションの良好さ、お互いの趣味への理解、そしてそれに費やすたくさんの時間などが不可欠かもしれず、さらに人間が用意できない何か他のもの(例えば「幸運」のような)も、もしかしたら必要なのかもしれません。
そうでないと、演奏の「芯」が聞こえてこない散漫な演奏になってしまう可能性があるのではないかと。ミクロ的には「このフレーズのこの音はどの方向を向いているのだろう?」から、マクロ的には「(我々プレイヤーの)気持ちが、あ、今、同じ方向を向いている(ぜんぜん向いていない!)」「(音楽が)はっきり、この方向へ進んでいる(まったく同じ方向を向いていない!)」まで。 そんな本番のことを想像すると、ガクガクブルブル(笑)。

きっと、要するに、現場の全員で見て聴いて整えて進めばいいのだろうと思うのです。だから指揮者がその場にいる場合は「指揮者も含めたアンサンブル」をすればいいのです(どこぞの吹奏楽団で聞いたような話ですがw)。

普段からよく思っていることなのですが、アンサンブルの妙味とは「オレがここでこう弾いていることをアイツは知っているし、アイツがあそこでどう弾いているかオレは知っている。そしてお互いに納得したり感心したり驚いたりできる。」…たとえばそんな信頼関係ではないかと思うのですね。だから楽器を問わない。その道具がストラディヴァリウスであってもフェンダー・ストラトキャスターであっても人間の声であっても、もちろんチェンバロやガンバでも。或いはそれ自身では音を出さない、一本百円の指揮棒であっても。

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こじる

「お久しぶり」とか「ご無沙汰」とか「実は」とか、書かないよ。
あ、書いてもた。



 先日とある地方の各駅停車に乗ったところ、窓際の小卓(?)に…

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 よく見ると…
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 あったよね、これ。わー懐かしっ。
「栓抜き」でなく「センヌキ」。「上へこじる」って。いいなあ…。

 小学校高学年くらいだったと思うのですが、東海道線・山陽線に初めて「新快速」という電車が走ったとき、なんとなく嬉しそうに家族で須磨水族館(現・水族園)にでかけたことがありました。今考えるとなんとなく恥ずかしいですが(笑)。
 特急や急行のような「別料金」が発生する列車での車内販売の代わりだったのでしょうか、デッキ部に飲み物の自動販売機が設置されたのが、目新しくて。
窓際の「センヌキ」で、当時発売されたばかりの「スプ○イ○」の栓を…

 あら…? 缶だったような気もしてきた。
 「センヌキ」ついてたの、「鷲羽」だったかな?

 エーン、わからんようになってしもた(泣)。

どっちにせよ、「懐かしい」ちうことで許して下さい(なんじゃそら)
失礼しましたっ(逃)。

※ 北陸シリーズ、このあと少し続く予定です(高岡の大仏さま・滝の白糸の碑…)。なるべく早く書くからね(誰に言うとるん?)。

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