Labyrinthos

凄いヤツがやって来た

ホンモノは違う。…とか書くと、じゃあ誰がニセモノなの?とか言われそうだし、
今までで一番。とか書くと、じゃあ誰が二番?三番は誰?とか言われるかもしれないけれど。

言うなよ。

沼尻竜典。こいつは凄い。
20080520.jpg
数日前の演奏会のことでゴメン。原田節さんのオンド・マルトノ(これほもう殆ど同義語だね)と永野英樹さんのピアノ(弾けない曲、ある?)、びわ湖ホール声楽アンサンブルの女声合唱(美しい…キョロキョロするなcbn)の共演を得て演奏したメシアンの曲も、曲の構成力・楽器の組み合わせ方・音の混ぜ方、「どうしたいか」「どうなるべきか」を我々に分からせる説明力・それを納得させる説得力。DragonMagicと名付けよう。いま思いついて書いただけで、以後使うかどうかわからんが。

個人的な嗜好では実はメシアンはレパートリー外(時代的にもw)なのですが、自分でも驚くほど楽しんで演奏しました。お客さんにも曲の艶めかしい美しさが、少なからず伝わっているかもしれない…という嬉しい実感もあって。

それが勘違いでないという確証は勿論無いのですけれど(泣)。

ところで、「ジュピター」交響曲。
モーツァルト(時代的にもレパートリー内w)の曲の中でも非常に好きなこの曲、我が社のサイズ(オケの大きさ)にぴったりということもあって、この20年近く(ふう…)何度となく演奏してきましたが(たしかデヴューコンサートにも)…

…個人的見解なので、もしかしたらお客さんからは異論をいただくかもしれませんが、敢えて今回は書こう…

…今までで、一番面白かったと思っています。そう思いながら弾いた。

細かいところを説明する力がない(泣)ので書けませんが、モーツァルトの交響曲をモダンの楽器で演奏するなら、こういうアイディアがある…、もしくはこういうアイディアで合わせないと綺麗に響かない…、もしくはこういうアイディアで演奏すれば、きっと楽譜の再現性が高まる…などなど。

書けないのって、辛いね。
・「美味しかったです」「どう美味しかったの?」「とっても」
・「法隆寺へ行きました。五重の塔がありました。若草山にも行きました。お弁当を食べました。楽しかった。」
・「平安神宮へ行きました。大きな鳥居がありました。金閣寺にも行きました。金色で、感動した。」

こんなことをべらべら喋るようになら、どれだけでも書くのに。(注:故 枝雀師匠のマクラ拝借しました)

他の指揮者のみなさん(含:トン・コープマン、高関健)の時も、楽しかったし面白かったんですよ、はい。でも今回が一番だった。

汲めども尽きぬアイディアの泉。現場の雰囲気を非常に能動的なものに後押ししてくれる、才能というか何というか、これはもう人間の力ですか。

沼尻竜典、ホンモノは違う。ホメ過ぎてないと思う。

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霍乱

鬼、かどうかは定かでない…というか、自分じゃワカラナイけど、なんせ風邪にやられた。

4月前半から例のことでなんやかや忙しいような毎日を送っていて、何となく家族の体調も今ひとつで、5月アタマに例の「なにわ」関連で忙しくて、「なにわ」終わってみたら疲れが残っていて…

と、体力が落ちていたら、「夜網につけこむ風邪の神」にやられてしもた(誤字ではなく、そういう落語があるのれす。あ、しもた、サゲ言うてもた)。

風邪薬なんか、普段あまり服まないもんだから、たまに服んだら、もう寝る寝る。あっ、と思ったらもううたた寝。えっ?と思ったら朝まで寝てる、とか。

で、起きたらまた例の件がアタマを悩ませてるので、逃げ込むようにまた寝る。これでいいのでしょうか?

これでいい、筈もないけれど。

今日はこれまで(えっ?)。

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なにわ2008終了

いやー、今年も終わった。
いやー、今年も楽しかった。
いやー、今年も長かった。
いやー、今年も 以下略。

東京芸術劇場クリックで拡大します…。

…と、いった塩梅の吹奏楽団「なにわ<<オーケストラル>>ウィンズ」演奏会、今年も無事終了しました。5/4は大阪 ザ・シンフォニーホール、5/5は池袋 東京芸術劇場。両方とも3時間半近い本番、楽しくて長くて、良いサウンドで濃く。そしてそのたすき掛け両方というか(笑)。

驚いちゃイカン、GPも3時間半近くあるんだよ(汗)。大阪のGPは全曲通したからムリ無いけど、東京のGPは全部通さずに、要所要所を…だった筈なのに(汗)。

勿論普段からずっと一緒に弾いてるメンバーじゃないので、そーいう良い意味の緊張を伴う快い時間でした。快いんだから長ければ長い程良いでしょ? あ、はい(汗)。

軽妙で、しかも腰低く、そして吹奏楽への愛情・マーチへの愛情に溢れた丸谷先生のトークで、会場はとてもリラーックス。聴いていたアナタ、そうだったでしょ? 持ってらっしゃる人間としての力、人徳というのでしょうか。自然に尊敬が集まる、ちょっといないですねああいう先生は。

6年目ということは、殆どのメンバーは最初から6つ年取ったということなのです。目が見えにくくなったと嘆いている人(いえ、フルーティストなんて言ってませんよ一言も)や、禁煙して太ったから移動の新幹線の席が狭くて難儀してる人(いや、バス弾きなんて一言も…泣)とか、それぞれに多少の違いはあれ変遷・歴史というようなものが。

そして新しいメンバーも加わりながら、毎年その「なにわ」ならではの音をキープして、さらには…と。

そんな変化の流れの中、今年もしんどいぜとかいいながらも期待して、それが裏切られないイベント。来年も期待しています。今から。終わったばかりのたった今から。

今年もスタッフとしてがんばってくれた淀工の現役・卒業生のみんな、先生方、そしてかかわってくれたあらゆる方々、ありがとうございました。

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