Labyrinthos

なにわ2010

昨日、「なにわ《オーケストラル》ウィンズ2010」のCDが届いた。発売に少し先がけて、皆さんスビバセンと早速聴いてみた。

まわりのメンツの良さ・楽しさはきっちり例年通り、いやむしろ、アンサンブルの精度やアイディアの洗練度は増してきているような印象。本番から時間が経って客観的に通して聴くと、課題曲も含めて、良い曲も●◆@*な曲もwそれぞれの魅力を音にするために(よく、譜面を「起こす」とか言いますな)ボスを中心にバンドのあちこちからアイディアがポンポン飛ぶ、あのリハーサルを思い出して何となく嬉しい。

今年もほとんどの曲が初物だった私、とくに印象に残ったいくつかの曲は…

「薔薇の謝肉祭(通称「バラ肉」w)」
 たくさんのメンバーが懐かしいと言っていた。イタリアのオペラの序曲のようなスタイル・雰囲気の曲、シンプルだけど、きっと中学生から大人まで演奏して楽しめるだろうな、と思いながら弾いた。出てくるメロディが「いかにも」的で楽しい。Cbの「なにわ的こだわり」としては、ボウイング(弓順)かな。「次のフレーズをダウンから始めるために前のフレーズの最後を細工して…」とか考えない、シンプルというか古風というか即物的というかw、そういう感じをねらって単純につけてみた。だからどうだ、とか言わないように。
曲開始後すぐに現れるクラリネットのパートソロの入り、N響の加藤さんの表情がとても印象的だった。

「翡翠(かわせみ)」
非常に美しい曲だと感じた。好印象の現代アメリカ音楽。響きの透明感が印象的な第1楽章と、リズミックなテーマの応酬から始まり、増し増していくサウンドの充実感と緊迫感の2楽章、曲の終わりのトランペット(バンダのお二人、大フィルの橋爪さんと広響の亀島さん、高いところまで階段での移動お疲れ様でした)とホルン(鳴る鳴る鳴る)の盛り上がり、ディスクを聴いて本番の鳥肌が帰ってきた。(私の文章より、東フィルの加瀬さんのブログを読んでいただいたほうがきっと伝わる。「かせっち」で検索!)

課題曲では、例年通り指揮者なしで演奏したVの「吹奏楽のためのスケルツォ第2番《夏》」のサックスをはじめとする木管の美しさと金管のセンス、そして極めつけは都響の安藤さんのドラムス・ソロ。「凄い」音ってのは決してうるさくない。顕示するのではなく音楽に貢献するセンス。勉強になることばかり。

今またCDを聴きながら書いているのだけれど、あれもこれも書きたい…と満ちてくる。また思い出して・思いついて・書きたくなって、書く可能性もあり(ロビーコンサートのこととか、「例の」アンコールのこととかw)。しかしいつものことながら可能性だけに終わる可能性もあり。


そして、改めて謝意を。丸谷先生はじめ淀工の先生方と生徒の皆さん、日野先生、演奏メンバーの中でスタッフも兼務されている方々、それから申し訳なくも私が気付いていない沢山の皆さん、今年も大変真剣に気持ちよく演奏することができました。本当にありがとうございます。

CDはこちらから。ボスのお話し動画も。

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