Labyrinthos

ただいま

ご無沙汰です(一つ前の記事と同じ書き出しだ!…泣)。すべりこみで今月二つ目(そして最後)の記事。

2月24日浜離宮朝日ホールでの演奏会を終えて、翌日録音の手直し、その翌日に午前の新幹線で帰って参りました。

それまでの間数日というもの、同ホールに近い築地市場まっただ中のホテルに宿泊して、来る日も来る日も魚を食べておりました。本来ならここで、得意の刺身写真を載せたいところなのですが、なんと残念なことに携帯電話の調子が非常にマズく、「一枚撮ったら電池切れ」とか「保存しようとしたら電源が落ちる」とか(泣&怒)。時間ができたら電話屋に行ってバッテリ交換したら直ると信じているのですが(それともバッテリ代金より機種変更手数料の方が安かったりするかも)。とにかくそんなこんなで写真というものが全く撮れなかったのでした。
なんといっても築地ですから、まずマグロ。とりあえず、マグロ。赤身・中トロ・大トロ・中落ち・ネギトロ…から頬肉ステーキまで、とにかくマグロ(勿論全種類食べたわけではないよ)。

ホテルの部屋に簡易キッチンがついてたので、中落ちを安く買って来てコンビニ白飯を温めたのに乗せて、「わさびのぼっかけで」食べたりもしました(チープですがなかなか旨かったよ)。
その他、やはり寿司で各種ネタ。びっくりするほど安いわけではないのですが、旨いのは間違いなく。

演奏会の方は、これはもう相変わらずのさまざまなアイディアに満ちあふれた秀美さんの指揮と、今回特筆すべきはホルンのTunisくん。こいつは凄かったよ!私の言葉ではきっと何も表せないので、本番を聴いていない皆さんは、何ヶ月か後に発売されるCDを是非聴いて下さい(貴方がホルン吹きだったら必ず、そうでなくても是非)。

まだ決まっていないのですが、もしかしたら7月のいずみホールでの演奏会(ベートーヴェン1番と3番)にも乗れるかもしれない…。弾きたいなあ!

と、そんなことを書こう…と思いながらのんびり起きた今朝、「虹が出てるよ」とカミさんの呼ばわる声。今日こそはハッキリと撮影するぞ、頑張れ携帯、と思いながら激写。写った写った(クリックで拡大)。 (^^)/

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日本一

ご無沙汰です。
1月末日サントリーホールでの演奏会を終えて、翌日始発から2番目の新幹線で帰って来ました。眠かった眠かった。しかし、ここ何年かのうちで最高に綺麗なお山が見えて、旅の締めくくりとしては「こいつぁいいや」級(旅、て。4泊5日じゃろが)。

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(車窓より。クリックで拡大します。)

しかし、良い本番だった。お客さんもたーくさん入ったし、演奏会全体の雰囲気も祝祭的だったし。
所謂「古楽」の演奏会にしてはとても大きなホールだったけど、きちんと後ろまで聴こえた秀美さんのソロ2曲。後半は指揮者として、汲めども尽きぬ、沸きいでるアイディア、そしてアイディア。本番どんな風になるのか、弾いてる我々が非常に楽しみ(恐くもあるけどね)でした。いやー、良かった良かった。

今月はもう一回OLCに乗れるので、喜んどります。

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結び

というわけでございまして(いきなり大●巨泉ふうの意味のない書き出し)、やはりコントラバスのフレットを見ていただこう、てなことに相成りました。

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↑このようなフレットを…(写真クリックで拡大します)

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↑このように結んでおります。結び方の詳細は、ニューグローブ音楽事典に載っております。(Gamutのサイトにもあったかも。未確認。)

↓それと、フレットとは直接関係ありませんが、駒の写真。

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信頼する楽器屋さんが、昔々の駒のデザインで作ってくれました。何だか「シーサー」とか思い出すような顔。 各弦の間にある「くぼみ」は、3弦の楽器として使うときに弦が通る溝です。もしかしたら5弦にもできるかも…と淡い期待を抱いて楽器屋さんに相談したことがあったのですが、糸倉の容積その他の理由で諦めなければなりませんでした。


345弦のコントラバスと、67弦のバスガンバ。
あと弦琴と胡を練習して、弦楽器のを目指すか?


目指さへんて(できるわけおまへんがな…)。

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維納

大晦日から年越しのジルヴェスターカウントダウンコンサートという演奏会(重複!)の後で元日は呆然と過ぎてしまい、翌日から連れ合い関連・私の親兄弟関連と連続で年始廻り、5日が会社仕事はじめ、同日新年会…。
…気づいた時には一週間経過しておりました。しかしその慌ただしさも今日はひと段落したので、このブログのデザインをいじったりもできました。新しいテンプレートの色やフォントを変えたり、ちまちま楽しく作業しとりました。
(年賀状を見て、わざわざアドレスを打ち込んでいらして下さった皆様、いきなりデザインが変わっていてスビバセン。年賀状的旧デザインはこちらです

これから先、会社は少しユルいスケジュールなので、いつものように週に二つの学校レッスンに加えて、今月末・来月末に弾くOLCに備えてさらわねばっ。

演奏会御案内の頁に掲載しとりますが、ハイドン・モーツァルトなどクラシック(古典派)を集中的にオリジナル楽器でやろうというオケで、コントラバスは「フレット付きウィーン調弦」が求められております。
「フレット」の方は、ヴィオラ・ダ・ガンバと同じ方法(ネックにガット線を巻き付けて結ぶ)で7つ装着。弦上で左指を押さえると、弦の振動長をガット線のフレットが決定するので非常に明るい音色がして、音程のことよりも音色が良くなるという意味が大きいようにも思えます(え、オレの場合音程が、てか?…泣)。
もう一つの特徴「ウィーン調弦」ですが、ハイドン・モーツァルトをはじめとして所謂ウィーン古典派のころに主流だった調弦法で、上からA-Fis-D-A-Fという並び。もちろん最低音楽器の最低弦ですから、一番下のFはしばしばD、Es、Eなどに変えられたと想像できます。上四本はこれはもうD-durで、コントラバス業界では有名なK.D.v.ディッタースドルフ(勿論芸名)の協奏曲の「パッパラパッパッパーパーパー」という出だしとかが何故そう書かれたのかが一目瞭然(それはいいけど、この文章ホントに音楽家が書いてるのか自分で疑わしくなってきたぞ…「パッパラッパッ」て)。で、みそっかすのFですが、実際に音を出してみると、これがなんと!この弦だけ倍音列が際立って異なっているので、D-dur的でない音の共鳴弦となって、なかなか意味のある働きをするのですなあ。孤高のライオン、F線。

といっても私の楽器は4弦なのですが(爆)。


長く長く文章で読んでいただくよりも、フレットについては写真を載せるという手もありますが、、調弦についてはこれはもう実際に聴いていただくより他はないわけで、1/31のサントリーホールもしくは2/24の浜離宮朝日ホールに来られませんか?あなた?

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諸相

「ほたらなにかい、
おまはん、もう一ヶ月も更新しとらへん、ちうことかいな?」


一ヶ月まであと二日なので焦っていたけれど、何とか今日クリアできそう(汗)。

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11月に入ると、11日のベテルでのコンサートに向けてガンバをさらう時間を見つけるのがなかなか大変でした。もう随分前からある方にお借りしている7弦ガンバですが、コンサートで弾くのは初めてだということに気付きました。気付かなかったらよかったのに…。

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今回初めて、面白い弦を使ってみました。Gamut stringの「Copper Gimped string」。写真が下手でわかりにくくてゴメン。

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弦は数本のガットを縒り合わせて作るのですが、そのとき銅線を一本巻き込むのね。すると写真のようにキャンディ・バーのような散髪屋さんの看板のような状態になる、と。なぜそんなことをするかというと、バスガンバの中低音弦はガットだけで作ると結構な太さになってしまうので、質量を増すためです。勿論金属巻きのガットを使う場合もあるのですが、そうするとどうしても「巻弦の音」になりますわな。そこでこうやって中に巻き込んでやると、弦の重さは増えて結構・音色は裸ガットに近くてこれまた結構、と。今回は真ん中の第4弦だけでしたが、もっと太い弦にも試してみようと思っております。

で本番ですが、最初に弾いたのが結構珍しい曲でしたので、少し書いておきます。J.F.ルベル(1666-1747)という人が作った「舞踏の諸相」。「諸相」て仰々しいけど、要するにさまざまな様子のことです。以下、曲の構成を。

Prelude(☆) - Courante - Menuet - Bouree - Chaconne - Mineur Sarabande - Gigue - Rigaudon - Paspied - Gavotte - Sonate(☆) - Loure - Musette - Sonate(☆)

各舞曲の性格などは長く長くなるので書きませんが、(☆)印をつけた3曲以外は全部舞曲です。後の時代のいろいろな曲の中に、こういう名前がついている曲(楽章・部分)など、たくさん目にすることができるかと思います。
全部ひと続きで(我々のテンポでは)9分ほど、ということは一つ一つの舞曲は極く短く、次から次へと各種の踊りのサンプルをめまぐるしくお見せする…ような曲(「踊り手が交代しながら」と最初は書いたのですが、カミさんの意見によると踊り手は代わらないのではないか、とのこと。また勉強しときます、スビバセン)。弾いていてとても楽しかったのですが、練習を聴いていたFlのENK田さんがもっと楽しいコメントを、「なんだいその紅白歌合戦みたいなの」と(笑)。ミンコフスキや「ラ・フォンテーヌ」が、それぞれ録音しているようです。私どちらも聴いていないのですが…(おいっ)。

ところでその本番では歌の平井満美子さんのうつくしい声が沢山聴けて、後ろで弾いていて大変楽しい思いをしてました。Reci.とか緊張したけど(平井さんごめんなさいね)。

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がまくん」が隠し撮りして下さった調弦の様子。(トラックバック打たせていただきました)。

これを書くにあたって「Gimped」のスペルを確かめようとGamutのサイトに行ってみたら知らない間にリニューアルされていて、綺麗な写真入りのオンラインショップになってました。私の写真よりもずーっとわかりやすい(泣)ので、一度見てみて下さい。もしもアナタが弦楽器を弾くひとなら見るだけではなく、できたら一度試しに張ってみてほしい。スティール弦に比べて値段が高いのが難点なのですが…。

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